先生のためのアイディア帳

効果的な指導法やエトセトラについて

Entries from 2018-01-01 to 1 year

ルーブリック作成から始めるバックワード・デザイン

Photo by Nick Fewings on Unsplash こんにちは。 今回はバックワード・デザインについてです。前回のルーブリックに関するエントリーとの関連性は最後に少しだけ。 バックワード・デザイン。backward(後ろ向き)という言葉の通り、ゴールから逆算しながら…

ルーブリックとは何か(その定義と具体例)

こんにちは。 今日はルーブリックについてです。ルーブリックとは何かということをルーブリックの例を見ながら説明したいと思います。その前に、まずはルーブリックの定義を。 At its most basic, a rubric is a scoring tool that lays out the specific ex…

自ら考える力? 21世紀型スキル?「考える」ってどうやるの?

Photo by Patrick Perkins on Unsplash こんにちは。 タイトルの通り、今回は「考える」ことについて書いてみます。 振り返ると、「考えなさい」と言われる状況も言う状況もこれまでに何度もあったのですが、これ、かなり高い割合でバズワードにしかなってい…

2つの指導法をバランスよく使う:explicit instructionとimplicit instruction

Photo by Lonely Planet on Unsplash こんにちは。 ここまで「評価」についてずっとお話してきましたが、今日は視点を変えて、もう少し俯瞰的に指導法について書きたいと思います。 指導法というのは、星の数ほどとは言いませんが、細かく見ていくとたくさん…

オースティンの蝶々:「生徒の学びを促進する評価」のすばらしい例

Photo by Alan Emery on Unsplash こんにちは。 今日は理想的な評価基準と、そこからつながる理想的な評価活動についてです。ここまで「formative assessment大事」「具体的な評価基準大事」ということを4回のエントリーに渡ってしつこくお話してきました。…

なぜ先生はぐだぐだな評価基準を変えられないのか

Photo by rawpixel on Unsplash こんにちは。 前回は「成功していないformative assessment」は「評価基準がぐだぐだである」ということを書きました。「評価基準がぐだぐだ」な状態というのは、「評価基準が生徒の学びの向上に役立っていない」状態であると…

具体的な評価基準を設定して学びの質を上げる

Photo by Jannes Glas on Unsplash こんにちは。 前々回および前回に続けて、評価の話題です。ここまで、評価というのは生徒に「君は2ね」とレッテルを張ることを必ずしも意味せず、生徒のこれから先の学びを形成していく役割も果たせるのだということをお話…

生徒の学びを促進する評価:formative assessment

Photo by Tuân Nguyễn Minh on Unsplash こんにちは。前回のエントリーの続きです。 本題に入る前に。今formative assessmentをGoogle検索してみたところ、summative assessmentと併せてふつうに和訳が出てきますね。 formative assessment = 形成的評価 sum…

その評価の仕方で本当に生徒の力を伸ばせるのか

Photo by Dlanor S on Unsplash こんにちは。いきなり本題に入ります。教育についてです。 私自身は学校の英語科で勤めた経験が一番長いのですが、授業形態や教科にかかわらず応用可能なアイディアにもふれられると思うので、教育についてです、と言っておき…