こんにちは。
突然ですが、先生方が授業をしている最中に寝てしまう生徒はいますか?
教える側がいい授業をする準備ができていても、教わる・学ぶ側が寝ていたらジ・エンドです。もちろん無理やり起こすことはできますが、起こされた生徒は「まだ眠い」「機嫌が悪い」「恥ずかしい」「具合が悪い(無理に起きて頭痛がするとか)」などの理由で、起きはしても、授業を受けるのに万全の態勢にはならないと思います。
ふつうに考えてみて言えるのは、眠いときは眠い、ということです。5分くらいうたた寝をしてスッキリすることもあれば、15分くらい必要なことも、1時間くらい必要なこともあります。生徒も多かれ少なかれ似た感じなのではないでしょうか。でも、学校だと適切な仮眠をとらせることは、まあ(お茶を濁す)、できません。
生徒たちが眠いのにはいろいろな理由があります。私が思いつく理由は以下のとおりです。
- 成長期
- 前の日の夜によく寝ていない
- 通学に時間がかかって学校に着いた時には疲れ切っている
- 朝練があった
- お昼ごはんの後
- 前の時間に体育があった
- 暖房がかかると眠くなる
私の授業でいうと、生徒たちは授業をきちんと受けたいという気持ちをもっています。授業そのものに対するやる気と、私に対して失礼がないようにしようという人の良さ(笑)とが混ざり合ってのことだと思うのですが。なので、「寝ている生徒は授業がどうでもいいと思っているから寝ているわけではない」ということは私は確認できています。
そこで今日ご紹介するアプリです。「睡眠アプリ」とか「目覚ましアプリ」とか呼ばれているジャンルに属するものです。
(アフィリエイトではないので、以下、どうぞ気持ちよくクリックして、よろしければ先生方も試してみて下さい。無料です。)
スマートフォンの液晶画面を下にして敷布団やベッドに置いて就寝すると、眠っている人の動きから眠りが深いときと浅いときをスマートフォンが感知し、眠りが浅いとき(ちょっとの刺激で目が覚めるとき)に目覚ましを鳴らしてくれるというものです。たとえば、「6:00」に目覚ましをセットすると、「5:30~6:00の間の眠りが一番浅いとき」に目覚まし音が鳴ります。(この時間の幅は、たしか、20分とか10分とか自分で選べたと思います。)
他にも、眠っている間のノイズ(いびき、寝言、歯ぎしりなど)を録音したりなど、いろいろな機能が備わっているのですが、私には不要なのとバッテリーへの負担が大きいのとで、私は利用していません。
Sleep MiesterとSleep Cycle、私は両方使ったことがありますが、今は上のSleep MiesterのLite版を使っています。Liteの方がなんとなくバッテリーへの負担が少ないような気がするからというだけの理由です。
これを使って睡眠の質が上がるかは私はわからないのですが(もともとよく眠れるので)、起床後の頭と身体の目覚め方が最高なのはわかります。最高です。まじで。
何がすごいって、このアプリを使って起きると、日中まず眠くならないということです。何時間寝ても日中眠くなったり、そこまではいかなくても頭と身体がだるかったり、という人はけっこう多いと思うのですが、このアプリを使って起きると、睡眠時間自体が5時間以下だとしても、日中は頭も身体もかなりスッキリしています。(少なくとも私は)
これは日本中の学校が入学時のガイダンスで児童生徒および保護者に紹介すべきアプリです(half-joking but half-serious!!)。毎朝、起きる起きないで家族とバトって、そのせいで朝から最悪な気分になって、ついでに朝食も食べずに学校に来ている生徒というのは確実にいます。
というか、この手のアプリは全人類が使うべきだと私は信じて疑いません。というか、これなしでどうやって生活するの?「自然に目が覚めるまで寝ていていい人」でない限り、必須です。
私は眠ってしまう人がいるクラスでは必ずSleep Miesterを紹介しています。(睡眠アプリならどれでもいいと思うのですが、自分が使っていると勧めやすいので。)すぐに使い始めて、次の日からいきなりほとんど寝なくなった生徒もいますし、この1月に入って使い始めて、朝が起きられるようになったので2月から受験に行くのに不安が減ったと感謝してくれた高3生もいます。(その子のお母様も驚き喜んでいらっしゃるとのこと。)
このジャンルのアプリを使うメリットは寝てしまう生徒以外にも感じてもらえると思いますので、何か機会がありましたら広くいろいろな生徒に強く勧めてあげてください。
それではまた次回まで。Happy teaching, my friends!!