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【体験レポート】31年度東京都公立学校教員採用候補者選考(第二次選考・面接)

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Photo by Fumiaki Hayashi on Unsplash

こんにちは。

 

タイトルの通り、昨日集団面接および個人面接を受けてきました。

 

先日のエントリー同様、今回も忘れないうちに、どのような準備をしたかをまとめておきます。

 

 

 

まず、8月13日(火)に合格発表があり、翌日に「第一次選考結果通知書」兼「第二次選考受験案内」が自宅に届きました。

 

第一次選考は7月14日(日)だったので、丸々1か月間空いたことになります。

 

ここで私のまずかったのは(いきなり反省)、この1か月間、ほとんど何もしなかったことです。この間にできることが100あるとすると、そのうちの3ほどしかしていませんでした。

 

では、この「この間にできること」とは何かというと、2つあって、1つは一次選考の自己採点です。一次選考の正答・配点は7月17日(水)(選考の3日後!)からもう東京都教育委員会のウェブサイトに掲載されいるので、自己採点をして自分が通過していそうであればさっさと二次選考に向けて準備を始めることができます。

 

 

 

私はまず、ここからしてやっていなかったんですよね…(最終的に発表された結果しか信用する気がないという自己不信マインドセットがこういうところで足を引っ張ります。)

 

「この間にできること」の2つ目は、以下の4項目についての「事前調査」です。

  1. 面接票について(内容、例)
  2. 単元指導計画について(内容、例)
  3. 集団面接について(形態、質問、評価基準など)
  4. 個人面接ついて(形態、質問、評価基準など)

 

第二次選考の実施日は私の場合は8月24日(土)でしたので、「結果通知書」兼「受験案内」が届いてからの準備期間は10日間ということになります。特に1の「面接票」や2の「単元指導計画」に関しては写真の用意や印刷といった作業も含むので、技術的な問題等で時間が余計にかかることになった場合に備えて早めに仕上げておきたいとすると、スケジュールはけっこうタイトになります。

 

面接票や単元指導計画の作成指示に関しては、Google検索をすれば過年度の物がすぐに出てきますので、自己採点を終えた瞬間からすぐにでもそちらをチェックして、作成準備に入ることができます。

 

私は、このGoogle検索までは試験後わりとすぐにやっていたました。ただ、そこから具体的に何をするでもなく3週間夏休みを満喫してしまいました。

 

では、約10日間で一体何をしたのか。ざっくりとまとめると以下のようでした。

 

8/15(木)

  • 面接票と単元指導計画についての事前調査(何をどんなふうに書くかに関するポイントや注意点)
  • 単元指導計画作成のために対象学年と単元を決め、ブレインストーミングをしながら書けるところから下書き

8/16(金)

  • 単元指導計画下書き完成

8/17(土)

  • 単元指導計画の見直し、完成
  • 面接票の下書き開始
  • 面接票の清書開始(ペンで手書き自体がストレスなので、一気にたくさん書かずに済むよう、気が向いたときに書けるところから少しずつ)

8/18(日)

  • 面接票の下書きが8割完成
  • 面接票の清書が5割完成

8/20(火)

  • 面接対策本を読み始める。(参考にして、必要があれば面接票を修正しようと思ったので)
  • 面接票の清書が7割完成

    *メルカリで2018年度版を安く購入して済ませてしまいました。すみません…

8/21(水)

  • 面接票の下書き&清書が完成
  • 面接対策本を読み進める

8/22(木)

  • コンビニで面接票と単元指導計画を印刷
  • 面接対策本を読み終える
  • 過去の受験者のブログを読んだり、きょうさい対策ブログの方のYouTubeチャンネルを視聴して、面接のポイントや注意点を知る
  • 想定される質問への答えをノートに書き、独り言で練習

 

 

8/23(金)

  • きょうさい対策ブログの方のYouTubeチャンネルを視聴して、面接のポイントや注意点を知る
  • 想定される質問への答えをノートに書き、独り言で練習
  • 学習指導要領や東京都教育ビジョンなど、頭にしっかり入っていないものを見返す

8/24(土)第二次選考当日

 

何はさておき、今回も「きょうさい対策ブログ」さんにとてもお世話になりました。本当に信じられないくらいお世話になりました。ありがとうございます。教育学部の学生でも資格スクールの学生でもない私は、きょうさい対策ブログさんのYouTubeチャンネルがなければ、そこで教えてくださっているような非常に具体的かつ汎用性の高い面接テクニックを習う機会を得られなかったと思います。実際に、昨日の本番では「おお、これ、きょうさい対策ブログさんがおっしゃっていたあれ!」ということが少なくとも5回はありました。

 

すべての選考に通過したわけでもない身としては、「きょうさい対策ブログさんのおかげでナントカカントカ!」というふうに宣伝をするのもおこがましい気がしているので控えますが、とりあえず、私にとっては「きょうさい対策ブログ」とそのTwitterアカウントとYouTubeチャンネルが何よりも準備のために役立ったツールだったということは、はっきりと言っておきたいと思います。

 

ちなみに、私が利用した面接対策本は「教採面接一般」に関するもので、東京都に特化していなかったため、ドンピシャで参考になりはしなかったのですが、予想問題に対して「注意:こんな回答は減点」というセクションがついていたり、各種面接シミュレーションがついていたりして、「なるほど、これは言ってはいけないのか」とか「なるほど、こういう突っ込まれ方をされる可能性があるのか」などと、心の準備をするのに役に立ちました。

 

私は中途半端に教員経験があるので、「面接の準備はそれほどしなくても…いい…か…?」などと思っていたのですが、実は、去る6月に英検の面接で落ちるというトホホな経験をいたしまして、そこから大いに学びました。自分がそこそこに通じている分野であっても、試験には試験対策が必要であり、夢にも甘く見てはいけない、ということを。Lesson learned!! そんなわけで、短期間ではありましたが、的は外さないように、でも(少なくとも自分としては)やりすぎるぐらいになる程度に、準備は頑張りました。

 

と、胸を張って言うことでもないというか、他の受験生はきっと何か月もかけて準備をされて来ていたと思うので、むしろ私のアレコレを公表していることが恥ずかしいというか…

 

とは言え、私のようにおっちょこちょいな方や、油断をしてしまいやすい方、そして、忙しくて二次選考の準備にあまり時間を割けない方、さらにはあと数日後に二次選考が控えているという方などに、もし参考にしていただける部分があれば幸いです。

 

それでは、また次回まで。

 

Happy teaching, my friends!!

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