先生のためのアイディア帳

効果的な指導法やエトセトラについて

英語科の授業準備の流れの一例

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Photo by Sai Kiran Anagani on Unsplash

こんにちは。

 

夏期講習真っ只中の先生方も多くいらっしゃることと思います。先生方、生徒たちともに、水分補給を忘れないようお過ごしください。

 

かくいう私も、1学期終業式の直前からある学校に雇っていただくこととなり、学校現場に復帰しております。が、成績処理の最中に働き始めただけあって、職員室全体が私にかまっている暇がないまま今日に至り、その結果、部活動の顧問の仕事も校務分掌の仕事もほぼゼロに近く、今週は1日1時間だけ夏期講習を担当すればよいという夢のような毎日を過ごしています。(非常勤ではありません。)

 

担任なし、部活動顧問なし、校務なし。すべきことは教科指導のみ。何これ、天国?

 

夏期講習は、非常に限れた時間の中で、(他の先生方が決めてくださった)かなり欲張った内容のテキストを使用しているので、どうしても満足いかない感じが(生徒はどうかわかりませんが少なくとも私には)授業後に残るのですが、それでも、毎日30分~45分ほどきちんと腰を据えて翌日の授業の準備に没頭できるのが本当にうれしいです。幸せです。

 

誰の参考にもならないと思いますが、今やっている授業準備の流れを一応書いておきます。

 

  1. 授業の範囲になっているテキストを読み、問題を解く。
  2. 授業後に生徒に何ができるようになっていてほしいかを決める。(具体的な目標の設定)
  3. 設定した具体的な目標に沿って、授業で実際に扱うテキストの問題を選び出す。
  4. 何をどの順番でどう扱うかを決める。
  5. 生徒の活動(ペアと話す・私の質問に答える・発音する・読む・問題を解くなど)をどう組み込むかを決める。
  6. 生徒の反応や質問を想定し、それへの応答の準備をする。
  7. 時間配分を決める。
  8. 時間がなくなった場合に省く部分を決める。
  9. 「今日の授業の流れ」を1枚のスライドにまとめる。(授業の最初に生徒とシェアするため)
  10. その他、スライドにしておいた方がよさそうなものをスライドにする。

 

教室にプロジェクターとスクリーン(電子黒板)が備わっているというのは前任校ではなかったことなのですが、これはいいですね。3日目にしてすでに重宝しています。欲を言えば、一人一台デバイスがあってwi-fiが使えてがんがんインタラクトしながらやっていくのが理想なのですが、残念ながら一人一台のデバイスwi-fiもないのが実際のところです。(この環境でも効果的に学びが生まれていくやり方を夏の間に考えたいと思います。)

 

これだけ時間と気持ちに余裕があれば、もっと何かすごいことができてその結果すごい授業ができてもいいような気がするのですが、そういうことは起こらないですね。少なくとも、今のところは起きていません。

 

もっと勉強して頑張ります。

 

それでは、また次回まで。

 

Happy teaching, my friends!!

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