先生のためのアイディア帳

効果的な指導法やエトセトラについて

「本校規定による」、やめませんか?:教員の募集情報に物申す

こんにちは。

 

今日のエントリーは「効果的な指導法」と全然関係ありません。それどころか、愚痴です。

 

私事ですが、もうすぐM.Ed課程が修了するので、就職活動をうっすら始めています。とは言っても、ターゲットを私立中高にしていると、「手書きの履歴書」とか「A41枚分の志望動機書」とか「教員免許状のコピー」とか「郵送」とか「学校での面接2回」とかいった昭和でもあり平成でもあるこのアレが高確率で待ち受けているため、海外にいる私のような人間は結局オンラインで情報収集する以上の動きが取れないというのが実際のところです。

 

というか、実際に実際のところ(日本語がおかしい)、「オンラインでの情報収集」すらまともにできません。

 

言いたいことは1つ。「募集情報の『本校規定による』ってなんやねん」、これです。私立中高教員の募集情報を見ていると、一般企業の求人情報でいう「給与」「勤務時間」「休日・休暇」「待遇・福利厚生」の一部かすべてが「本校規定による」という一言で片づけられているケースが圧倒的に多いのです。目安の数字すらない。

 

これ、違法とかそういうことはないと思うのですが、なんかすごく間違っている感じがするんですよ。「時給知らずにバイト応募するヤツがいるかよ!」的な指摘はもちろんできるとして、この「本校規定による」がふつうにまかり通っている状況に昨今の教員の職場環境/長時間労働に関する議論につながる何かが透けて見えるというか。

 

Yahoo!知恵袋でもこう質問している方がいます。

 

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ベストアンサーがこちら。

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なんて穏やかなやりとり!と思いつつ、推測されるのは、「教員は『労働者』であり、募集に際しては給与や待遇に関する必要な情報が提供されるべき」という考え方をその他もろもろの学校側の事情より優先させようという姿勢が学校には欠けているのだろうということです。(仮にそうでなかったとしても、それ以外にとらえようがない。)これがあまりにも当たり前になっているので、ついには応募者側がこの状況を受け入れることまで当たり前になっている、というのが現状なのではないでしょうか。

 

余談ですが、これに関連して思い出すエピソードがあります。私が以前の職場に勤めて5年以上経っていた頃ですが、放課後の職員室でこんなやりとりがあったんです。

A先生「定時って17:15?17:30?」

全員「やー、どっちですかね」

私「こんなに人がいて誰も知らないとかあります?」

A先生「あとさ、俺たちって有給あるの?」

全員「やー、どうですかね」

私「ちょ」

ここには10年以上勤めている先生も複数いたのに、このありさまです。まあ、たしかこの時は20:00過ぎていたと思うので、こういう質問に答えられるような先生はすでに帰宅しているというオチもあるのですが。

 

そんなわけで。

 

「本校規定による」、やめませんか? せっかく学校のマネジメントが話題になっている今なので、その波に乗って、教員が他の労働者と同程度に入職前に労働条件について十分に情報開示をされるよう強く願います。(Change.orgとかしますか?)先生一人一人が自分がどんな条件の下で働いているかを知ることは、下からの「働き方改革」につながっていくと思います。

 

次回は指導に関する話題に戻りたいと思います。それではまたその時まで。

 

Happy teaching, my friends!!

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